Pi/環境/Raspbianにリモートデスクトップ接続する手順の編集

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* Windows PCからラズベリーパイにリモートデスクトップ接続する方法 [#g440eb56]
Windowsに限らず、リモートデスクトップ接続クライアントからRaspbianに接続するために必要なパッケージ(ソフトウェア)のインストール手順と実際にWindows PCでリモートデスクトップ接続クライアントを起動し、Raspbianに接続した実行例を以下に記します。

#htmlinsert(minipc-top.html)
#contents

* 関連記事 [#w98eca38]
[[ラズパイからWindows10にRDP接続してみる・Remmina>Pi/Apps/ラズパイからWindows10にRDP接続してみる・Remmina]]

* 使用したRaspbian [#pf549c12]
 $ lsb_release -cd
 Description:   Raspbian GNU/Linux 10 (buster)
 Codename:      buster

* ラズベリーパイ(Raspbian)にxrdpをインストールする [#pabaa722]
ラズベリーパイが外部のリモートデスクトップ接続クライアントから接続できるようにするため、''xrdp'' をインストールします。~
本記事では、ターミナル &ref(t.png); を使ってインストールします。

+ ターミナル &ref(t.png); を起動します。~
+ 以下のコマンドを入力しEnterキーを押します。~
リポジトリ情報のアップデートを行います。
 sudo apt update
+ 以下のコマンドを入力しEnterキーを押します。~
ラズベリーパイにリモートデスクトップ接続を可能にするパッケージ(xrdp)をインストールします。
 sudo apt install -y xrdp
+プロンプト($)が戻ってきたらインストール完了です。~
ターミナルを閉じても大丈夫です。

* 接続するためにラズベリーパイのIPアドレスを調べる [#t78fbf61]
リモートデスクトップ接続クライアントから接続するため、ラズベリーパイのIPアドレスを調べます。(当方の環境はDHCPのため)~
以下のコマンドで調べることができます。
 ip a | grep inet | grep -v inet6 | grep -v lo$
実際に実行したときの出力です。~
皆さんの環境によって値が変わってきますので、読み替えてください。
 $ ip a | grep inet | grep -v inet6 | grep -v lo$
     inet 192.168.1.55/24 brd 192.168.1.255 scope global noprefixroute wlan0
当方の環境では、 192.168.1.55 であることが確認できます。

* Windows PCのリモートデスクトップ接続クライアントから接続 [#t7614cc9]
以下、Windows PC側の操作になります。~
上記の手順でラズベリーパイのIPアドレスもわかったので、Windows PC側のリモートデスクトップ接続クライアントを起動し、以下の手順でラズベリーパイに接続します。
+ リモートデスクトップ接続クライアントを起動します。
#ref(11.png)
#br
+ 上記で調べたIPアドレスを入力し、接続ボタンをクリックします。
#ref(12.png)
#br
+警告画面がされるので、「はい」ボタンをクリックし続行します。
#ref(13.png)
#br
+UsernameとPasswordを入力し「OK」ボタンをクリックします。
#ref(21.png)
#br
+無事、ラズベリーパイに接続されデスクトップが表示されました。
#ref(22.png)
#br

* リモートデスクトップで接続したセッションをログアウトする [#w014bedb]
ログアウトは、以下の手順になります。
+ メニューのShutdownをクリックします。
#ref(31.png)
#br
+ LogoutまたはExit to command lineをクリックします。~
&ref(32.png); &ref(33.png);

以上、ラズベリー(Raspbian)にxrdpをインストールし、Windowsから接続・切断するまでの手順および操作でした。

#htmlinsert(minipc-btm.html)

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