Windowsに限らず、リモートデスクトップ接続クライアントからRaspbianに接続するために必要なパッケージ(ソフトウェア)のインストール手順と実際にWindows PCでリモートデスクトップ接続クライアントを起動し、Raspbianに接続した実行例を以下に記します。
ラズパイからWindows10にRDP接続してみる・Remmina
$ lsb_release -cd Description: Raspbian GNU/Linux 10 (buster) Codename: buster
ラズベリーパイが外部のリモートデスクトップ接続クライアントから接続できるようにするため、xrdp をインストールします。
本記事では、ターミナル を使ってインストールします。
sudo apt update
sudo apt install -y xrdp
リモートデスクトップ接続クライアントから接続するため、ラズベリーパイのIPアドレスを調べます。(当方の環境はDHCPのため)
以下のコマンドで調べることができます。
ip a | grep inet | grep -v inet6 | grep -v lo$
実際に実行したときの出力です。
皆さんの環境によって値が変わってきますので、読み替えてください。
$ ip a | grep inet | grep -v inet6 | grep -v lo$ inet 192.168.1.55/24 brd 192.168.1.255 scope global noprefixroute wlan0
当方の環境では、 192.168.1.55 であることが確認できます。
以下、Windows PC側の操作になります。
上記の手順でラズベリーパイのIPアドレスもわかったので、Windows PC側のリモートデスクトップ接続クライアントを起動し、以下の手順でラズベリーパイに接続します。
ログアウトは、以下の手順になります。
以上、ラズベリー(Raspbian)にxrdpをインストールし、Windowsから接続・切断するまでの手順および操作でした。