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ラズベリーパイからWindows10にRDP接続してみる・Remmina

本資料は、ラズベリーパイ(Raspbian buster)からWindows 10 ProにRDP接続したときの環境構築手順になります。
例えば、運用管理端末などでWindowsクライアントを用意しなくても、
Raspberry Piがあれば、WindowsサーバにRDP接続してメンテナンス作業が可能ですね。


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Raspbianにリモートデスクトップ接続する手順

動作確認をしたRaspberry Pi情報

Remminaのインストール

Raspberry Pi(Raspbian)からWindowsへRDP接続するためのソフトウェアとして、~Remminaをインストールします。

インストール手順は、コマンドによるインストールとsw.pngを使用したインストール方法を以下に記します。

aptコマンドによるインストール

ターミナルを使ったコマンドによるRemminaのインストール手順は以下の通りです。

  1. LXTerminal t.png を起動します。
  2. アップデートコマンドでリポジトリ情報を最新にします。
    sudo apt update
  3. 以下のコマンドを入力しRemminaをインストールします。
    sudo apt install -y remmina
  4. プロンプトが戻ればインストール完了です。
    LXTerminalを閉じてかまいません。

Add / Remove Software を使ったインストール

sw.pngを使ったインストールは以下の通りです。

  1. Add / Remove Softwareを起動します。
  2. 検索用のテキストエリアに remmina と入力してEnterキーを押します。
    以下のキャプチャの通り、Remminaのパッケージが表示されるので、インストール対象にしてインストールをしてください。
    01.png
     

Remminaを起動してWindows10にRDP接続してみる

上記のインストール操作が完了したら、以下のキャプチャようにインターネット→Remminaで起動できます。

02.png
 
  1. Remminaを起動します。
  2. Remminaリモートデスクトップクライアント画面が表示されます。
    接続するサーバ名やIPアドレスを入力し、Enterキーを押します。
    03.png
     
  3. 証明書受け入れメッセージが表示されましたら、「Yes」ボタンをクリックします。
    04.png
     
  4. ユーザ名、パスワード、ドメイン名(ドメイン参加している場合)を入力し「OK」ボタンをクリックします。
    05.png
     
  5. WindowsにRDP接続時のRaspbianデスクトップのキャプチャです。
    06.png
     
  6. 接続できたのは良いのですが、とても小さなウインドウなのでウインドウサイズを変更します。
    変更する場合は、で囲んだアイコンをクリックしウインドウサイズを変更します。
    07.png
     
  7. 以下はウインドウサイズを変更した後のキャプチャになります。
    08.png
     

RDP接続先や設定方法

RDP接続先やRDPに関する設定は、Remminaを起動した時の「Remminaリモートデスクトップクライアント」画面のをクリックすることにより設定できます。

09.png

以上、ラズパイからWindowsへRDP接続できるRemminaの紹介でした。


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添付ファイル: file09.png 392件 [詳細] file08.png 446件 [詳細] file07.png 395件 [詳細] file06.png 436件 [詳細] file04.png 423件 [詳細] file05.png 444件 [詳細] file03.png 455件 [詳細] file02.png 451件 [詳細] file01.png 460件 [詳細] filesw.png 498件 [詳細] filet.png 404件 [詳細]

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Last-modified: 2019-07-20 (土) 22:12:55