Windows PCからラズベリーパイにリモートデスクトップ接続する方法

Windowsに限らず、リモートデスクトップ接続クライアントからRaspbianに接続するために必要なパッケージ(ソフトウェア)のインストール手順と実際にWindows PCでリモートデスクトップ接続クライアントを起動し、Raspbianに接続した実行例を以下に記します。


スポンサーリンク

使用したRaspbian

$ lsb_release -cd
Description:   Raspbian GNU/Linux 10 (buster)
Codename:      buster

ラズベリーパイ(Raspbian)にxrdpをインストールする

ラズベリーパイが外部のリモートデスクトップ接続クライアントから接続できるようにするため、xrdp をインストールします。
本記事では、ターミナル t.png を使ってインストールします。

  1. ターミナル t.png を起動します。
  2. 以下のコマンドを入力しEnterキーを押します。
    sudo apt update
     
    sudo apt install -y xrdp
  3. プロンプト($)が戻ってきたらインストール完了です。
    ターミナルを閉じても大丈夫です。

接続するためにラズベリーパイのIPアドレスを調べる

リモートデスクトップ接続クライアントから接続するため、ラズベリーパイのIPアドレスを調べます。(当方の環境はDHCPのため)
以下のコマンドで調べることができます。

ip a | grep inet | grep -v inet6 | grep -v lo$

実際に実行したときの出力です。
皆さんの環境によって値が変わってきますので、読み替えてください。

$ ip a | grep inet | grep -v inet6 | grep -v lo$
    inet 192.168.1.55/24 brd 192.168.1.255 scope global noprefixroute wlan0

当方の環境では、 192.168.1.55 であることが確認できます。

Windows PCのリモートデスクトップ接続クライアントから接続

以下、Windows PC側の操作になります。
上記の手順でラズベリーパイのIPアドレスもわかったので、Windows PC側のリモートデスクトップ接続クライアントを起動し、以下の手順でラズベリーパイに接続します。

  1. リモートデスクトップ接続クライアントを起動します。

トップ   新規 一覧 検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS